4. 「木製電力柱」はほぼ絶滅しました。
2023年3月27日、水路跡の調査で館向町を歩いていた時、ふと以前に見つけた木製電力柱がどうなっているか、見に行くことにしました。
そこに木製電柱はなく、新しいコンクリート電力柱になっていました。
その日の予定を変更して、その周辺で見つけていた木製電柱を確認して回りました。
木製街灯柱や引込柱などは残っていましたが、株式会社 東北電力ネットワークが管理していると思われる「正式な」木製電力柱 7本は、すべてコンクリート柱に交換されていました。
3月29、30日と、仕事の合間を縫って、残りの木製電力柱を確認に行きました。結果としては「正式な」木製電力柱は全てコンクリート柱に交換、または撤去されていました。
1本だけ明らかに電力柱なのに、残っているものがありましたが、背が低く他の電柱とは違いがあるため、東北電力ネットワークが管理しているかは不明です。
その他の木製街灯柱、引込柱、電力柱だと思っていたけど実は「木製電信柱」だったものなどは、とりあえず残っていました。
最後に木製電力柱を見つけたのが、2022年3月29日ですので、この1年間でほぼ全てが消えたことになります。
ということは、私が探して回るのが1〜2年遅ければ、全部「なかったこと」になっていたので、時期的には最後のチャンスだったのかもしれません。
それにしても、また「おくりびと」になるとは・・。