旧石川啄木記念館(旧館)
2023年解体
昭和45年(1970)に開館した初代の「石川啄木記念館」です。
昭和61年(1986)に現在の記念館(新館)が竣工しました。新館は啄木の生誕100年に完成したため「百年記念館」と、しばらくの間呼ばれており、旧館と並行して使用されていました。
2010年5月14日撮影
平成22年(2010)に石川啄木記念館にある「旧斉藤家」の調査と改修を行っていた時、この旧館の調査を行いました。
2010年5月14日撮影
老巧化で既に一般公開はされておらず、倉庫のように使われていました。
旧館の内部は、六角形の部屋になっています。残っていた看板から平成9年(1997)までは企画展示などで使用されていたようです。
石川啄木記念館ツイッターより
その後、運営が財団法人石川啄木記念館から盛岡市に移管され、令和3年の基本計画で旧館の解体が決まりました。
2023年3月9日撮影
工事が終わる頃の、2023年3月に石川啄木記念館に行ってみました。
既に解体工事は終わっていました。