萬代舘
一戸町の映画館
萬代舘(ばんだいかん)は、明治42年(1909)に人形芝居小屋として始まり、この建物は昭和31年(1956)に建設されました。日本映画の黄金時代を背負ってきた映画館です。
2008年に、建物の調査、改修の設計、現場と関わりました。
昭和31年(1956)製のフジセントラル映写機が現役でした。
ランプ部分の刻印と、光源であるカーボンアーク灯の炭素電極。
ネオン管は当時の物を再利用し、ネオンガスを詰め直しました。
4号線を北上して一戸町へ行く途中、奥中山高原で貨物列車と競争したり、所々で寄り道して美味しいもの食べたりとか、妙に懐かしく感じます。