関わった現場


旧陸軍騎兵第三旅団24聯隊覆馬場

現・盛岡ふれあい覆馬場プラザ アリーナ棟


覆馬場と岩手県営体育館


 明治42年(1909)ごろの建設とされる旧軍施設。騎兵は馬に乗った兵隊さんで、覆馬場とは雨天練習場のようなもの、大きな体育館と思えばいいでしょう。実際、青山小学校の体育館として使われた建物もあったのです。
 後ろに写っているのは、私の好きな建築でもある岩手県営体育館。


覆馬場-フィンクトラス

煉瓦造と並んで、この建物の特徴である屋根の構造、フィンクトラス。


覆馬場-東日本大震災被災

東日本大震災時の被害。見つけたときは肝を冷やしました。


 2005年から2010年にかけて断続的に調査を続け、2011年にはアリーナ棟としての改修設計に関わりました。

 もともと旧陸軍騎兵第三旅団には6棟の覆馬場があり、青山地区に3棟が残っていたのですが、2008年までに2棟が解体されてしまい、これが最後の生き残りとなっています。


次へ →


桂汎用工房

現場TOPへ戻る