寄川 - 浮島公園跡の水路跡 1-4
そして北上川へ
2025年5月5日に撮影
この辺りは西へ向かう道路が何度も改められ、踏切も3回付け替えた後、アンダーパスとなって現在に至っています。そのため古い水路跡はあまり残っていません。
その中でもここは、元々の経路のまま残っている数少ない場所です。草の生えた小道が水路跡です。
公図にも残っていました。
この先は盛岡環状線で途切れますが、環状線の南側に回って東方向を見ると、道沿いに水路があるのがわかります。
盛岡環状線を下りて西方向を見ています。水路の痕跡というより、環状線の工事に伴って整備されたように感じられます。
水路は直角に曲がって、再び環状線の北側に向かいます。
道路下をくぐって水門を通り、北上川に至ります。終点2です。
今回は関連する事項をいろいろ調べ始めたら収集がつかなくなり、時間がかかってしまいました。しかし闇雲に調べたのではなく、そこから水路跡の変遷が見えてくるのでないかと思ったからです。
歴代の線路踏切跡とか、コンクリート工場の来歴とか、興味深いものもありましたので、いずれ書くかもしれません。
寄川 - 浮島公園跡の水路跡
とりあえずここまでです
参考文献『もりおか物語 4 仙北町かいわい』1975年2月 盛岡の歴史を語る会