盛岡城 遠曲輪跡を歩く 4-5
餌差小路〜寺の下〜惣門〜北上川古川
この先の道に「惣門」がありました。遠曲輪の堀・土塁を抜けて、盛岡城下に入る入り口です。
ここら辺りで堀・土塁は終わっていました。
写真右側が惣門のあった場所。
なぜここで遠曲輪の堀・土塁が終わっていたかというと、この道を渡った先が、川だったからです。
地図出典:盛岡市遺跡の学び館「盛岡城遠曲輪跡 第 22・23 次調査」を元に作成。
「杉土手」と呼ばれる堤防が作られる前は、北上川の旧河道である古川が、このすぐ横まで流れていました。
北上川の方から見ると、高さ2m程の河岸段丘になっており、石で積まれた川岸が今でも残っています。
盛岡城 遠曲輪跡を歩く、これにて終了です。