大清水から鉈屋町 古川跡の水路 1-1
川原町土橋跡
地図出典:国土地理院を元に作成
盛岡城 遠曲輪跡を歩く でも触れましたが、杉土手などの河川改修が行われる前、北上川はかなり広い流域を持っていました。
地図出典:盛岡市遺跡の学び館「盛岡城遠曲輪跡 第 22・23 次調査」を元に作成
この古川と呼ばれるところまでが川でした。杉土手ができた後も、伏流水からの湧き水が多く、古川跡の際に水路が流れていました。
今回はここを辿ってみます。2021年の3月を中心とした調査です。
鉈屋町と川原町の境、明治橋の方向を向いています。以前は左右方向に水路が流れており、それを渡る土橋がありました。
ここを起点に、まずは右方向の上流側へ向います。
十字路から上流側。この道沿いが水路跡です。
左に曲がる道沿いと、正面の、今は民地になっているところも水路跡です。
まずは左の道へ向かいます。