雫石川から小諸葛川へと水路跡を遡る 5-1
線路を渡って北夕顔瀬町へ
出典:国土地理院を元に作成、クリックで拡大
地下道を通って いわて銀河鉄道(旧東北本線)を渡り、北夕顔瀬町へと出ます。
出典:国土地理院を元に作成、クリックで拡大
何気なく地図や航空写真を見ていても、このように経路が続いていたとは気が付きません。私も古地図で確認するまでは、これらの水路跡や開渠が関連のあるものだとは思いませんでした。
出典:もりおか歴史文化館収蔵『城下及近在図』、国土地理院を元に作成、クリックで拡大
1860年代の古地図です。現況の道路・線路を重ね合わせてあります。
大きな弧を描いて水路が通っており、おそらく雫石川の旧流路だったと思われます。
2024年11月5日に撮影
地下道を通って いわて銀河鉄道(旧東北本線)を渡り、線路の東側、北夕顔瀬町へと出ました。道路の向こうに水路跡の続きが見えています。
道路を渡って先程の地下道入口方向を見ています。
車が通らなくなった旧道があり、またもやごみ集積場に使われています。
道のどちら側かはわかりませんが、この道沿いに水路があったはずです。
この場所で後ろを振り向くと、開渠が伸びているのが見えます。
道沿いに続く開渠。立派なコンクリート製です。