3. 絶滅危惧種生存調査
はじめにも書きましたが、発見してから3ヶ月も経たないうちに、撤去・交換されているのが確認されました。まさかそんなにすぐなくなるとは思ってもいなかったので、ある日、新品のコンクリート柱が堂々と聳え立っているのを見つけたときは、結構ショックでした。
嫌な予感がして、今まで発見した木製電柱を全部チェックに行きました。町内の3本に加え、中央通にあった2本も撤去・交換されていました。全部が東北電力ネットワークの管理する電力柱で、古くなった設備を更新するのは当然でしょう。いずれ全ての木製電力柱は、消え去ることになるのです。
それ以外の木製街灯柱や、民間で使用している引き込み柱などは、どうなるか予測が付きません。今まで残っていたから、しばらくは大丈夫なのか、それともある日突然なくなってしまうのか。
そうなると今後どう行動するべきなのか、迷いも生じます。個人では電力会社などを差し置いて、現存する木製電柱をすべて探し出すのは不可能です。調査と言っても、たまたま見つけたものを記録するしかないでしょう。
あまり気負わず、四葉のクローバーみたいに、見つかったらラッキー、くらいに考えたほうがいいのかもしれません。
幸運にも見つけることのできた記録を残しておきます。
グーグルマイマップで、確認した位置を公開しました。
現状の写真や、発見の様子などを掲載していく予定です。