3-1-2 花泉町 追加調査
一関市花泉町で「岩手県鋳鉄境界標」を追加調査しました。
2022年11月19日、岩手県一関市花泉町で、盛岡市「以外」に設置された「岩手県鋳鉄境界標」を初めて発見しました。(3-1 2022.11.20追記)
このときは時間の制約もあり、1個だけの確認でしたが、2024年11月10日に再び花泉町を訪れる機会があり、1時間弱でしたが周辺道路の調査を行い、「岩手県鋳鉄境界標」を41ヶ所、「中」を4ヶ所確認してきました。
ちなみに今回も「ギャラリーとクラフトのお店 S and N エス アンド エヌ」で行われていた、本田恵美さんの個展「白と素」を見に行くのが目的でした。
出典:グーグルを元に作成、クリックで拡大
駅を中心に3方向へ歩き、鋳鉄境界標が見当たらなくなる辺りまで確認しました。

花泉駅前の丁字路、角に岩手県鋳鉄境界標が入っています。
2026年になってからですが、花泉駅前の道路を調べてみました。
駅前を南北に走る道路は、昭和29年(1954)に岩手県道に認定され、昭和50年(1975)に国道342号に指定されています。その後、平成26年(2014)の花泉バイパス開通により、現在は一関市道 郷ノ里五輪堂線となっています。
最初の岩手県鋳鉄境界標を見つけた、駅にまっすぐ突き当たる道、これも旧県道でした。
昭和34年(1959)に、県道21号藤沢花泉停車場線として県道に認定されています。平成17年(2005)にバイパス工事が行われて起点が変更された後、一関市道 地平水沢屋敷線となっています。
どちらの道も「岩手県」と深い関わりがあるようです。

まずは盛岡市外初の発見となった境界標と再開。現況に変化はほとんどありませんでした。

旧県道21号を東へ歩くと、すぐに2個目を発見。

花泉駅前を通る旧国道342号にも、多くの岩手県鋳鉄境界標を見つけることができました。道の角には「中」がいくつか入っていました。ただ、やはり数は少ないです。

正式に境界標識になっているものもありました。
出典:国土地理院地図 出典:グーグルマップ
余談ですが、今回グーグルマップを使った理由です。上の地図を見てください、全く同じ範囲を、同じ縮尺で並べてあります。
国土地理院地図が、あまりにも現況からかけ離れているのです(グーグルの方が正確)。最初に見た時、あまりの違和感に頭がついていけませんでした。
日本の地図の本家本元である国土地理院でも、場所によってはこういうことがあるのです。やはり現場を見ることは大切だと思います。