桜川跡を遡る 1-4
北上川〜神子田町〜茶畑〜あさ開
道路を渡った先にも水路跡が続いている筈なのですが、区画整理と宅地開発で痕跡は残っていません。公図にも残っていないので、土地の払い下げを受けて、全て宅地になったと思われます。
道路下に埋まっている暗渠の痕跡も、途中から民地に潜り込むように消えています。
ここからは、道路下に埋まっている暗渠がよく分かります。
道路の左右が地盤の沈下を起こしており、コンクリート暗渠のある道路の中央が高くなっています。おそらく現場打ちのボックスカルバートの上に、アスファルト舗装がされています。
あさ開の工場手前。神子田わかば公園を曲がっていくのが「桜川」の経路。
真っ直ぐ続く黄色のラインが、おそらく「鴨入川」と呼ばれる水路と思われます。・・と書きましたが、ここも実際はよくわかりません。→「鴨入川とはどこなのか?」
暗渠跡を辿っていくと、ごみ集積場に突き当たります。
フェンス越しに見る、あさ開の敷地内。細長い緑地帯が続いています。これも桜川の水路跡ですが、現在はあさ開の土地になっているようです。
出典:グーグルを元に作成
航空写真だと分かりやすいかもしれません。この先にも途切れつつ緑地帯があります。続きは「桜川跡を遡る 2」でお送りします。