雫石川から小諸葛川へと水路跡を遡る 2-1
雫石川から旧国鉄盛岡機関区
出典:国土地理院を元に作成、クリックで拡大
今回は雫石川に流れ込む水門、つまりこの水路の最終地点から始めます。
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そしてほぼ全域に渡って、旧国鉄用地の境界沿いを辿っていくことになります。
旧国鉄盛岡工場は昭和60年(1985)に廃止され、その後解体。区画整理が行われ、マリオスやアイーナの建つ盛岡西口地区となりました。旧国鉄盛岡機関区は現在もJR東日本が使用しています。
2024年11月6日に撮影
雫石川への排水口。右奥に見えるのは盛南地区に上水を送る水道橋です。
堤防を越えて内側に水門があります。おそらく道路沿いに水路があったはずです。
この場所には、消防団の重要水防箇所合同巡視で2回訪れていました。
最初は左側のJR敷地内の通路が、暗渠ではないかと思ったのですが、単なるコンクリート舗装の構内道路のようです。
1965年の航空写真では、右側の盛南大橋へと登る道の下辺りを通っているように見えます。
2024年11月5日に撮影
盛南大橋に至る道路を横断しました。こちらも右のJR側は暗渠ではなく通路。水路の経路は新しく作られた道路の下になっているようです