赤川跡 3
名須川町〜本町通〜中央通〜大通〜菜園〜大沢川原〜中津川
2019年11月に撮影
道路を渡った先には、以前はこのような空き地があったのですが、
2020年10月に撮影
このように変わりました。塀や境界標の位置から、複雑な土地境界の様子が見えてきますが、これも水路跡絡みかもしれません。
この辺りの公図を取ってみました。
公図から判断すると、おそらくこのようなことだと思うのですが、水路敷地の払い下げ、道路への転用などで、現場での物証が見つからなくなっています。
登記の地目を一つ一つ確認するのもお金がかかりますし、現地の痕跡を探すのが目的でもあるので、これ以上は踏み込みません。
あと、いくつか覚えておいていただきたいのですが、
・古い公図は、土地の形状や大きさが、正確でないものが多いです。
・「水路敷地」の幅いっぱいに、常に水が流れているわけではありません。
水路敷地の一部分しか水の流れがなく、両側に空地があることも多いです。
その先に回ってみます。仁王小学校の北側です。矢印の部分に水路跡があったはずですが、おそらく土地が払い下げられて、マンションの敷地になってしまっています。
振り向いて南方向。左が仁王小学校、住宅との間の砂利道が水路跡です。
さらに南下して、仁王小学校南西のプール側。住宅と学校の間を流れていました。
プールの角を曲がって奥へと進んでいきます。
ちなみに、ここで右に行かず、フェンス沿いに真っすぐ進んでいく経路は、
遠曲輪堀跡の水路跡となります。